スマートフォンの縦の画面サイズのまま動画編集|4:3⇔16:9への変更も一緒に説明

::動画の縦横比というものがあります。有名なところ昔のブラウン管テレビは4:3という比率で、今の薄型テレビやパソコンのスクリーンは16:9という比率になります。
一眼レフなどのしょ写真の比率は4:3が一般的ですが、スマートフォンで写真を撮ると、横長の16:9になります。(全てのスマートフォンは4:3に切り替えることができます。)いろいろな比率がありますが、スマートフォンを縦に持って撮影した場合、当然ですが、縦長の動画になります。普通、編集するうえでは、16:9のキャンパスに動画を配置していくので、左右の黒い背景が画面の多くを占めることになります。(下図のようになります)

16:9ではなく、縦のサイズである9:16のままの画面サイズで編集したいときにはいくつかの方法で変更することができます。起動すると、最初のホーム画面が立ち上がります。そのホーム画面で[9:16]を選択しフルーモードで起動すると画面サイズが9:16で立ち上がります

ホーム画面を表示しないように既に設定している場合、起動後のツールバーから[編集]-[縦横比]-[9:16]を選択します

これで画面サイズが9:16で編集することができます

4:3への画面サイズ変更

4:3に変更する場合、先ほどのホーム画面で[4:3]の項目を選択し、立ち上げるか、立ち上げた後のツールバーから[編集]-[縦横比]-[4:3]を選択します。
編集業界雑談として、10年くらい前、企業や結婚式場で流す映像の依頼を受けたときに4:3の比率で作成してほしいという依頼が多くありました。プロジェクターからスクリーンに映写するときのスクリーンが4:3のスクリーンだったためです。今ではほとんどが16:9の規格になってきています。


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